即戦力となる人材を紹介する株式会社レイス

●サイトでチームが誕生し、スポーツワンの新しいお客様になる
スポーツコミュニティづくり に大きな役割を果たしているのが、インターネット。そもそもスポーツワンは、一九九九年にネットを利用したフットサルのリーグ運営サービスからスタートした。参加登録したチームの地域、レベルに合わせたリーグを作り、試合スケジュールを作成。試合後は、成績をネット上で公開する。登録したチームは、スポーツワンのスケジュールに沿って試合をするだけ。他に類のないサービスだったため、順調にチーム数は増え、現在参肪チーム数は一シーズンニ五O。ネット上では、リーグ運営の他に、スポーツ保険やグッズ販売が有料サービスとして提供されている。

この宴会、部署や組織が違う見知ら ぬグループの社員同士がネット上で知 り合い、集まった「オフ会」なのだ。 富士通の社内SNSでは、グループ 社員と友人関係を結んだり、 他人の日kyの日記にコメント ができる。実名が分かる点こ そ違え、使い勝手は国内最大のSNS 「mixi(ミクシイ)」にかなり近い。

スカウトされ得る人材は300万人。 優秀な若手が欲しい中堅・中小企業は 無限。ここに着目したレイスは3年後 までに売上高100億円、年間3000人 の移籍を手がける日標を掲げる。 人材を引き抜かれる企業の打撃は少 なくない。だが、藤は意に介さない。 ミスマッチの是正こそが、日本経済の 発展につながると確信するからだ。

だが同時に大企業特有の古い文化、 そして「飲み会を断れない」営業部門 特有の体育会系のノリに辟易していた 時期でもあった。そんな折にレイスか ら1本の電話。横井は誘いに乗った。 伊東は事細かに横井のキャリアを聞 き出していく。まるで、無料のキャリ アコンサルティングのように。そして 伊東は横井がいくら全力でレールを 走っても、行き着く先の年収や社内で の地位には限界があることを知る。

こうして1日平均50〜60人の「ス カウト侯補者」を新規で開拓。継続的 な面談も含めれば、1日に120〜130 人ほどの若手と、冒頭のようにホテル のラウンジなどで面談を行っていると いう。わずか社員数150人の会社が、 年間延べ3万回以上もの接触を繰り返 している計算だ.

そんな青木がここに来たのは、白分 の市場価値に対する好奇心から。「話 だけでも聞いてみよう」という軽い気 持ちの青木に、吉村は1時間ほど熱弁 を振るった後、こう告げた。 「相手先の社長に一度お会いになっ てみてはいかがですか」 「そうですね、1魔くらいは」。

本書の第4章では実際にスカ ウトにより優秀な人材を採用し た企業の事例,またスカウトに よって移籍し,白己実現を達成 した人たちの事例をそれぞれ掲 載。スカウトを活用する企業は 成長しているベンチャー企業が 最も多い。社長は創業者だ。ス カウトの対象となる人枕は20代 後半から30代が中心。職種につ いては営業,新規事業開発,経 営企画室など様々だ。

スカウト部隊が会うビジネス パーソンの数は年間約2万人。 一方,クライアントの経営トッ プとは毎年300人前後と面会。 「優秀な人材を採用したいが, なかなか出会えない」と言う経 営者がほとんどという。企業側 の二一ズとそれを満たす優秀な 人材は存在する。ところが,こ れまではそれをつなぐスカウト というチャネルがなかったこ と,また人材側が二一ズに気づ いていなかったことが出会えな い原因という。スカウトを活用 すれば,タイトルにあるように, 35歳までに年収2,000万円を手 に入れることも「実現可能です」 と伊東氏は言う。

オープンから半年、『Wizl i』から新たなビジネスは、まだ 誕生していない。しかし水面下で は、コミュニティを対象にしたレ イスの新たな事業戦略が動き出し ている。 「たとえば出版社と提携して会員 向けに媒体を提供したり、レスト ランをつくってリアルな会合の場 所をつくったり…….まだ検討段 階ですが、さまざまなカタチでの 総合的なバックアップを考えてい ます」と岡野氏が語るように、『W izli』活性化の話は着々と進 められている。

●開設半年で会員一万人を突破したビジネスSNS『wizli』
レイスが今年四月に立ち上げた ビジネスSNS『Wizli』が 話題になっている。ビジネスエ リートが集まるコミュニティサイ トである。サイトオープンから半 年もたたないうちに会員は一万人 を超え、国内のビジネスSNSで は一気に最大規模の会員数を誇る サイトに急成長している。『Wi zli』オーブンの目的を総合企 画室課長代理の岡野旅人氏は次の ように話す。

一九九七年設立のレイスは、独自のノウハウでキャリアコンサルティングを展開するスカウト・エージェント。いわゆるヘッドハンティング会社といって差し支えないが、同社が前面に出しているキーワードは「スカウト」。従来 のヘッドハンティングとは一線を画している。ひとつは二O代後半から三O代半ばの現場の最前線で活躍している人たちをターゲットにしている点だ。これまでのヘッドハンティングは経営トップを対象としていたが、レイスは将来の幹部候補を対象としている。